デリヘルの基礎をおさらい

デリヘルとは？

デリヘルとはデリバリーヘルスの略称で、風俗の一種。その名の通りファッションヘルスのデリバリー型であるデリヘルは、自宅やホテルにいながらにして電話一本でデリヘル嬢を呼べるという、比較的新しいジャンルの風俗です。そして今や日本で最もメジャーな形態の風俗。

電話で注文を受け付けるので、デリヘルは店舗を持ちません。風俗街に出向くことなくヘルスを楽しめるので、幅広い層の男性から人気を集めています。

デリヘルの特徴は、

1. 無店舗型の風俗店で、客のいるホテルや自宅に風俗嬢が派遣される
2. いわゆる本番行為（膣挿入）は禁止されている
3. 風俗の中で最も店舗数とジャンルが多い
4. 24時間営業のところもある

と、ざっとこんな感じです。

まず①の特徴について。デリヘル店は客がお店に行くのではなく嬢のほうが客の元へやってくるという形態。特に「自宅」へやってくるというのは店舗型風俗では真似のできない特徴です。

客自らが風俗店に出向く際の特有の恥じらいや不安、手間が省けるのがメリット。そして店内プレイではないので、実際に誰も邪魔することのできない客と風俗嬢の二人だけのプライベート空間を味わうことができるのです。この点が派遣型の風俗が店舗型の風俗とと大いに違うところだと言えるでしょう。

②の本番行為禁止ですが、これはデリヘルに限らず、日本において本番行為はソープ以外の風俗では禁止されています。なぜと言われても法律でそうなっているので仕方のないことです。

ところが禁止されているが故なのか、客からの本番交渉や強要は頻繁に起きているようです。仕事意識の低いデリヘル嬢が相手の場合、もしかしたら本当に本番ができてしまうかもしれませんし、そういう口コミを見て遊びに来ているかもしれません。

しかし、違反行為をするということはバレた時に罰が付きまとうということ。出禁、NGに留まらず、警察沙汰になったり訴えられたりする可能性があるということを忘れてはいけません。悪質な店舗の場合は美人局で慰謝料をだまし取ることもあるでしょう。

人として守れて当たり前のマナーではありますが、自らの身を守るためにも、本番行為をしないのはもちろんのこと、冗談でも提案したり本番強要をしたりすることは厳禁です。

③については、デリヘルは大きなプレイルームを店内に設置する必要が無いのでとても出店がしやすかったと共に、他の箱モノ風俗が法律の関係で新店舗を作りづらくなってしまったことが、無店舗であるデリヘルの数が急激に増えていった要因として挙げられます。

現在は数が増えすぎたため供給過多の節があり、店とデリヘル嬢の生き残り競争は激化しています。そのため、各店舗が生き残りを賭けて様々な個性的なコンセプトや幅広いジャンルを打ち出していく結果となりました。

特に人気があるのは「素人系」や「人妻」「熟女」ですが、その他「SM」「M性感」「ギャル」「ロリ」「ぽっちゃり」「デブ専」「巨乳」「高身長」「外国人」「AV女優・モデル」「ブス専」「コスプレ」「妊婦」など、デリヘルには思いつく限りのあらゆるジャンルが存在しています。

④の営業時間ですが、普通、ホテヘルやピンサロ、ソープなど店舗型風俗の場合は営業時間が深夜24時までと法律で定められています。

しかし無店舗型風俗のデリヘルは、24時間営業が可能なのです。大抵、男性の性欲が高まるのは夜から深夜にかけてなので、このあたりでもデリヘルは他の風俗よりも人気が高い理由となっています。

デリヘルは初心者のうちは予約からプレイまでのシステムがなかなか複雑に感じられるかもしれませんが、数回利用すれば慣れるでしょう。分からない事があればその都度お店のスタッフやデリヘル嬢に訊ねて大丈夫です。大抵のことはちゃんと説明してくれます。

デリヘルと性病

デリヘルで遊ぶ上で心配になってくることの一つが性病。デリヘルは風俗の一種ですから、当然性病にり患する危険性も十分考えられます。

性病は性器や粘膜の接触などから感染する病気。種類や症状も様々あり、重いものでは死に至るものもあります。デリヘルを楽しむ上で性病に対する危険意識は常に持っておかなければなりません。

しかしそれは客とデリヘル嬢、どちらかだけが予防していても仕方のないこと。お互いにしっかりと予防を行い定期的に検査を受けるなどして感染、発症、二次感染を防ぐよう努めていくことが、風俗を楽しむ上で欠かせない心掛けです。

ちゃんとしている店舗であれば、HPに性病検査をしている旨が書いてあるので、しっかりと事前に情報を集めてからお店を選ぶようにしましょう。